BLOG

2026/03/25 17:50

血行不足からくる女性に多い冷え性。その対策は?

冷え性の原因は「自律神経の失調」「ホルモンバランスの崩れ」「低血圧」「貧血」などがありますが、代謝量や運動量をあげることが一つの解決になってきます。そのための対策は、食事や運動、入浴など生活習慣の改善が必要な部分がありますが、寝具はどう選べば良いのでしょうか?

冷え性の人の寝付きがの悪い原因

睡眠中は脳や体を休息させるために、代謝量を減らすために深部体温(脳や内臓の身体の内部温度)が低くなります。その深部体温を下げるために入眠前には毛細血管を通じて、体内の熱を外へ逃がします。典型は代謝量の多い赤ちゃんや子供さんで、眠くなるとほっぺや耳たぶ、手足などが暖かくなりますが、このしくみからきています。

冷え性の人は手足の血行が悪いために、このメカニズムが働きにくく、深部体温がなかなか下がらず入眠がしにくくなります。寝付きを良くするためには、睡眠前から睡眠への体温の温度勾配を上げることが1つのポイントです。例えば、軽い(汗をかかないほどの)運動をする、熱すぎない風呂に入る(入浴剤で血行を促進する)、血行を促進する食物(カプサイシン等)を摂るなども対策の1つです。

グリナなどの睡眠サプリもこのメカニズムを利用していますが、サプリを使う前に、快適な睡眠環境を整える方が先であることをご認識ください。

暖まりにくい寝具は寝入りを妨害する

重要なのは寝具の即温性です。暖まるのが遅い寝具、例えば十分に干せていない木綿わたの布団の場合、木綿わたに含まれる水分を温めて発散させるために熱量を奪われます。寝具が暖まらないと、身体は熱の放出がうまくできないので、寝入りが悪くなります。

即温性の高い寝具を選ぶには

保温性が良いものを使うことは当然ですが、素早く温めるには、中わた素材の質、側生地の通気性や素材などが重要になります。

中わたの素材は吸着熱が高く、乾きやすい動物性素材を

吸放湿性が良くて、吸着熱(水分を吸って発熱する特性)の高い素材が一番です。羊毛(ウール、キャメル・カシミヤ等獣毛を含む)・羽毛(ダウン)・絹(シルク)などの動物性素材が適しています。特に羊毛は吸着熱が最も高い素材です。
ポリエステルは吸着熱はほとんどありませんが、湿気を含みにくいために熱がこもりやすく暖まりやすい素材です、しかし吸湿性がほとんどないので、温湿度調節の点で問題があります。

木綿わたは、湿気を多く含みやすいので、即温性という面からは適していません。木綿わたの場合は毎日のように布団を干す、あるいはふとん乾燥機を使うなどして、布団にふくまれる水分を減らす必要があります。羊毛・羽毛などの動物性繊維は、乾いた空気が入ってくると水分を発散する機能が高いので、湿気にくい素材です。

ブレスサーモなどのように汗を吸って発熱するタイプのわたもあります、これも吸着熱を高くしたもので一定の効果があります。
また岩盤浴効果のように、遠赤外線を放出する鉱石等を練り込んだ素材もあり、これも一定の効果があります。ただこれらの機能繊維は、ポリエステル繊維に練り込むことが多いため、上に延べたようなポリエステル繊維の長短所と合わせて判断する必要があります。

側生地の素材は、通気性の良い素材を

いくら中わたの素材が良くても、その良さを活かすことができる側生地が重要です。例えば羊毛(ウール)は優れた素材ですが、一般的にはウールプルーフという吹き出さないコーティングをした綿の生地が使われます。そうすると、通気性が悪くなり、側生地に湿気が溜まりやすくなります。

ウールの良さを活かすには、通気性の高いニット生地が最適です。そのためにはクリンプ(縮れ)の強い良質なウールわたを使う必要があります。ビラベック社の羊毛布団に代表されるようなニット生地を使ったウール布団が暖まりやすく快適なのは、このためです。

保温性を上げるためには-まず敷の保温性をアップする

即温性とともに重要なのは保温性です。保温性で一番大切なことは、自分の身体で暖められた空気を逃がさないこと、そして、熱を奪われないことにあります。
寒いというと、すぐ掛けふとんや毛布を頭にうかべませんか?ところが、特に畳の上で寝ている場合、身体の熱は敷から奪われていることが多いのです。保温性を上げるためには、まず敷寝具の保温性を向上させることが近道です。

マットレスの上には、必ず羊毛の敷布団を使う

快眠カウンセリングでは、マットレスの上にシーツだけという人が実に多いのです。寒がりにしても暑がりにしても、これでは快適な睡眠空間は得られません。

例えば硬めのマットレスの上にシーツだけで寝ると、身体のあちこちに隙間ができて、暖まった空気が逃げてしまいます。ある程度の厚みがある羊毛敷布団を組み合わせることで、身体の周りの隙間を減らし、即温性の高い羊毛敷布団を使うことで保温性が格段に向上します。

羊毛は汗の吸湿発散に優れているので、寒がり・暑がりにかかわらずおすすめです。ただ、夏は熱がこもりやすいために、当店オリジナルの羊毛敷布団は片面に通気性の良いニット生地を、もう片面には熱を逃がし、汗の吸収発散に優れたリネン麻を使っています。


畳や床の上は必ず二枚敷をする

敷を二枚重ねることで保温力が格段にアップします。1枚だと身体の温度はほとんどが下から奪われていきます。ベッドにすることで、さらに暖かさを得ることができます。1枚で寝ていらっしゃ方は、上記の羊毛敷ふとんを1枚足してみてください。保温性がまったく異なることに気が付くことでしょう。電気毛布は身体の体温調節能力を奪い、身体の水分をも奪ってしまいます。できるだけ避けてください。どうしても部屋の保温性が低くて電気毛布を使う場合は、二枚敷の間に入れて、間接的に布団を暖めるようにしてください。

畳の上より、ベッドを使うと暖かい

ベッドは身体の位置が高くなり、身体の下に空気層ができるので、直に熱が逃げやすい畳やフロアの敷寝具に比べて熱が逃げにくいので、ベッドをおすすめします。


https://naturalsleep.theshop.jp/ 2 残りわずか https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/shop_front/naturalsleep-theshop-jp/ccb840bca8577861155aeb23823dde7c.png